歩くことを文化面、科学面から突きつめた名著。
歩くだけで人生が変わる?また、そんなこと言って… と思いながら読んだこの本。結果、めちゃくちゃおもしろかったです。スポーツマンじゃなくても。老若男女、だれだって健康的に体を動かすために「歩くこと」が重要です。
ランニングや100kmのウォーキングを趣味にしてきたわけではないひとりのビジネスマンが、歩くことに真摯にむきあい執筆したこの本。ビジネスの観点からも、人が健康的に生きていくためにも「歩くこと」が必要だという情報と情熱が込められています。
その切り口が、面白かった。気づけば歩かなくなっている——。そんな現代社会のしくみに無自覚だった著者が、自らの身体感覚を取り戻していく経験を通じて、歩くことが人間の脳や身体とどうつながっているか、最新のデータや論文を片手に深く迫ってゆく一冊です。
著者は経済ジャーナリスト
著者の池田光史氏は金融、日銀・財務省、自動車業界を担当してきた経済ジャーナリスト。
オンライン経済メディア「NewsPicks」のCMO。経済ジャーナリストとして地歩を固めたのち、取材で体験した登山をきっかけに「歩く」ことを探求し始める。
この本では人が「歩く」ことで起こるビジネスでの創造性、座り続けることの危険性、姿勢の重要性など、情報をギュッと圧縮してとても読みやすくなっています。
本の中にはSTRIDE LABでも取り扱っているALTRA(アルトラ)の紹介もされています。自然な姿勢を実現するシューズブランド「ALTRA」のシューズを履いて歩き出せば、健康的に体を動かすきっかけをつかめるかもしれません。書籍内では、ブランドヒストリーから詳しく語られていて、怪我なく動くために作られる靴の構造と情熱を知ることもできます。
「歩くのって、こんなに楽しかったっけ?」きっかけは、1つの靴だった。それは、「足の指が自由な靴」。2年ほど履くと、他の靴が履けなくなった。なぜなら、身体も頭も、常に軽い。(本書「はじめに」より)